インフィパワー合同会社(本社:神奈川県横浜市)は、遠隔地に設置された太陽光発電所の発電状況をリアルタイムに監視できるシステムPM-SAC16のアップグレードバージョンVer1.2を2019年12月20日より提供開始しました。ルータとの併用でプライベートな遠隔監視ができ、今回のリリースで新規開発のAndroidスマートフォン/iPhoneのアプリを中心に、リアルタイムにIPアドレスの自動更新、電源落ちの警報、多種類モバイルルータの対応、ウェブとアプリ両方からのアクセス二重化機能など、太陽光発電所のメンテナンスと防犯の両方から機能を拡張しました。これから発表予定の防犯システム[InfiPower Guard]と連動できれば、発電所の遠隔発電監視だけではなく、防犯性も高まります。
【Product Summary】
製品名: 「PM-SAC16」
パッケージ内 容:
PM-SAC16本体
電流センサー 5個(追加購入可)、
1 x 5V power adapter (input voltage 100-240V)
1 grid AC connector
*直流UPS電源(オプション)
計測内容: 各パワコン交流リアルタイム発電量、 電力量、 系統交流電圧、パワコン発電停止警報、パワコン、幹線電源落ち警報
新機能の詳細は以下の通りです。
【スマートフォンのアプリ「InfiPower」】
今まで通りウェブブラウザを使って遠隔監視と並行し、スマートフォンアプリ「InfiPower」の「SPIDER」モジュールで、太陽光発電所の遠隔監視とIPアドレスの自動更新ができました。今までのようにメールからIPアドレスを確認しなくても、アプリが自動的にIPアドレスを更新し、登録済アカウント・パスワードの自動ログインでより迅速、簡単に発電所の発電状況をリアルタイムに把握できます。
【電源異常警報】
主幹電圧と各パワコン・分岐の電流を常に監視し、電圧異常に下がるか電流がなくなったら停電・ケーブルの断線と判断し、即時に事前登録されたメールアドレスに警報メールを送ります。これから発表予定の防犯システム「InfiPower GUARD」と連動し、同時にスマートフォンに警告メッセージを送り、高性能カメラで現場の状況を即時に把握できます。
[発電異常警報】
毎日昼12時から1時間の発電量をチェックし、ゼロ近い発電量の場合発電異常警報メールを送ります。
[発電量補償因子】
本システムは常に電圧と電流を見て発電量を計算しますので、系統誤差がプラスかマイナスのどちらかになります、実際の発電量と比べ補償因子で系統誤差の補正ができます。
【商品の特長】
- 本製品はモバイルルータ(又は他のネットワーク接続方法)と繋がる遠隔発電監視システム
- リアルタイムに各パワコンの発電量と系統電圧を確認できます
- 主幹電圧と各パワコン・分岐の電流を常に監視し、 盗難、事故でケーブルが切られたら、ブレーカーが落ちたらリアルタイムに警報メールを出します (*UPS装着時)
- 毎日昼12時から1時間の発電量をチェックし、ゼロ近い発電量の場合発電異常警報メールを送ります
- クラウドサーバーを使わないプライベートシステムですので、サーバー費用が発生しません
- グローバルIPアドレスを持つSIMであれば、どれでも使えます
- 各パワコンの3年間の時間単位データー、30年間の日単位データーが本体内に保存されます
- 今年含め3年間の時間単位データーをCSVフォーマットでダウンロードできます
- 電解コンデンサを使わないので耐用年数が延びます
- ハードウェア・ソフトウェアワッチドッグ機能両方を実装し、止まることなく稼動します
- 1台あたり16台のパワコンを同時に監視できます、複数台の本製品と1台のモバイルルータ繋ぐことで同時に複数低圧発電所の監視ができます
- 電力計用の高精度半導体ICを使って発電量を計測します
■会社概要■
名称:インフィパワー合同会社
所在地:〒231-0065 横浜市中区宮川町2-55 ルリエ横浜宮川町502
事業内容:太陽光発電設備、IT設備の開発、販売
URL: http://infipwr.com
■ Inquiries ■
インフィパワー合同会社
MAIL: info@infipwr.com