新型パワコン+トランスで過積載率向上・コスト削減

新型の50KVA絶縁ダウントランス IPTR550202-980 をリリースいたしました。
HUAWEIのパワーコンディショナーSUN2000-63KTL-JPH0に用いることで
低圧発電所において過積載率の向上とBOSコスト削減が図れます。

IPTR550202-980
https://infipwr.com/product/iptr/

SUN2000-63KTL-JPH0
https://infipwr.com/product/sun2000-63ktl-jph0/

現在開放電圧が高い両面発電ソーラーパネルが普及している中、 パワコンの入力電圧制限がボトルネックになっています。今まで容量50KVA以上のパワコンの入力電圧上限は殆ど1000Vでした。両面発電パネルの開放電圧が50V以上なのは普通ですので(例えばEG-xxxM72-HE-BFDG)、10%余裕を残しストリングあたりに最大18枚が上限で、低圧50KW未満の発電所だと最大216枚、98KWまで過積載ができます。それ以上に枚数を増やすと、冬の朝にパワコンが停止するリスクがあります。

SUN2000-63KTL-JPH0とIPTR550202-980の組み合わせで、入力電圧範囲が1.5倍まで拡大、同じく10%余裕を残し27×12=324枚、147.4KWまで過積載ができます。なお、出力電圧を550Vまで上げることで、パワコン-トランス間の主幹ケーブルは22SQで対応でき、コスト低減にも繋がります。

高圧発電の場合も、同じく過積載率の大幅向上が期待できます(1.57倍から2.36倍に)。

*SUN2000-63KTL-JPH0を50kW未満低圧発電所に使うにはメーカーの出力抑制証明書が必要です。詳細は弊社までお問合せください。 ‎