説明
遠隔地に設置された太陽光発電所の発電状況をリアルタイムに監視できるプライベートクラウド遠隔監視システム「InfiPower Spider」(型番PM-SAC16)。
現在「InfiPower Spider」が「InfiPower GUARD 1」と一体になっています、「InfiPower GUARD 1」の防犯機能につき、下記サイトご参照ください。
大型パワコン用160A電流対応電流センサ IP-SCT-T24(単相34KVA、三相55.4KVAまで)
中、小型パワコン用80A電流対応電流センサ IP-SCT-T10(単相16KVA、三相27.7KVAまで)
本製品の特徴
1. 本製品はモバイルルーター(又は他のネットワーク接続方法、以下はルーターと呼ぶ)と繋がって単相/3相 遠隔監視システムになります
2. クラウドサーバーを使わない機種ですので、サーバー費用が発生しません、ネット環境があれば、弊社を含め第三者に依存することなく動作し続きます
3. 盗難でケーブルが切られたら、ブレーカーが落ちたらリアルタイムに警告メールを出します(*UPS電源が装着される場合)
4. 電解コンデンサを使わないので耐用年数が延びます
5. グローバルIPアドレスを持つSIMであれば、どれでも使えます
6. リアルタイムに各パワコンの発電量と系統電圧を確認できます
7. 各パワコンの3年間の時間単位データー、30年間の日単位データーを本体内に保存されます
8. 今年含め3年間の時間単位データーをCSVフォーマットでダウンロードできます
9. 毎日昼に各パワコンの当日発電量をチェックし、発電しなかったら警告メールを出します
10. ハードウェア・ソフトウェアワッチドッグ機能両方を実装し、止まることなく稼動します
11. 1台あたり16台のパワコンを同時に監視できます、最大32台の本製品と1台のモバイルルーター繋ぐことで同時運用時に32区画の低圧発電所、32×16=512台のパワコンを監視できます
12. 電力計用の高精度半導体ICを使って発電量を計測します
13. 電流センサー式ですので各社のパワコンに対応でき、かつパワコン通信配線工事の必要がないので短時間(1~2時間)で簡単に施工できます
遠隔発電システムの比較
低圧発電所の例 | InfiPower Spider + GUARD | 大手N社 | パワコンメーカーの監視装置 | 格安S社 |
発電量測定 | 電流センサと系統電圧を測定し計算する | RS485通信線、配線工事が必要 | RS485通信線、配線工事が必要 | 電流センサだけ |
対応できるパワコン | すべて | 一部のパワコン | 該当メーカー製パワコン | すべて |
三相パワコン対応 | 〇 | × | 該当メーカー製パワコン | × |
系統電圧監視 | 〇 | パワコンが情報を持ってれば可 | 〇 | × |
リアルタイム監視 | 電圧、発電量6秒毎に更新 | × | 数分毎に更新 | 30分毎に更新 |
同時監視できるパワコン台数 | 8台用と16台用 | パワコンに依存、最大9台まで | 最大80台 | 5台か10台 |
パワコン発電停止警報 | 一日1回メール通知 | 一日1回メール通知 | メール通知 | 一日1回メール通知 |
ブレーカー落ち、断線警報 | 即時にメール、プッシュメッセージを複数ユーザーに送信 | 一日1回メール通知 | 一部メール通知可 | × |
発電量報告 | 毎日のメール | × | 一部可 | × |
遠隔カメラ操作 | 自由に遠隔で操作する | × | × | × |
電源切断対策 | 無停電電源UPS | × | × | × |
プライベート性 | プライベートクラウドなので高い | 第三者クラウド | メーカーのクラウド | 第三者クラウド |
スマホアプリで複数施設の同時管理 | 地図と連動し、複数ユーザーが複数施設を同時に管理できる | 可 | メーカーのクラウド | × |
初期設備費用(パワコン5台、税抜) | 68,800から(ネット環境がない場合モバイルルーター別途必要) | 不明 | 90,700 | 31,400 |
10年間通信料を含む費用 | 116,800 | 250,000 | 138,700 | 61,400 |
契約期間の縛り | なし | 10年以上 | なし | なし |
*別途グロバールIPアドレスを持つSIMカードを通信会社と契約する必要があります。詳細は下記リンクでご確認ください
https://infipwr.com/2022/04/20/simcard/